悪魔のソース「博多んぽん酢」応援隊長ブログ

訪れたのは９月９日。天気予報は大雨（TT）
道中は土砂降りだったのですが、誰かの行いがよかったのか
日向市駅に着いたときにはすっかり雨は上がっていました。
突然の訪問なのに、へべす部会長さんやJA日向の方々、
市役所の担当課の方、など、多くの関係者の方々に駅まで迎えられてかなり感動。
吉野父ちゃんの一声で、土曜日にこんなにたくさんの方々が集まってくださるとは、
父ちゃんものすごく地元の人に信頼されてるんだなぁ。

さて、まずはへべす畑へ連れていってもらいました。
収穫期まっただ中なだけあって、どの木にも実がわっさわっさ！
でもこれでも、今年は夏の日照不足のせいで収穫量は例年より少ないのだそうです。


へべす畑（左）と、かなり大喜びで収穫体験中のダンナさん（右）

へたの上を切っただけで、ふわーーっと広がるさわやかな香り。
果実がどれだけ香しいか想像できますよね。


出荷前のへべす

出荷センターでは、出荷前のへべすを見学。

「日向」といえば「へべす」、「へべす」といえば「日向」と言ってもらえるように
日向の特産品として定着させたい、皆さんに知ってもらいたいと、熱心に語ってくれました。

へべすには、必須アミノ酸１０種類のうちの9種類を含み、ビタミンCがとっても豊富！
疲労回復や高血圧、心臓病の予防に効果的なんだそうです。
がん細胞を抑制する効能を持つ「ナツダイダイン」や、
抗アレルギー作用がある「ナリルチン」などといった機能性成分が、
ゆずやカボスなどの他の柑橘類に比べて格段多く含まれているそうです。

という学術的な裏づけはさることながら、やっぱり使い勝手と味ですよ。

へべすを輪切りに。

種がない！

絞ってみた。

どこまで出るの～～～？？？？ってくらい果汁が絞れる
種がないから、なおさら絞りやすいんです。

秋さんまにひと絞り
寒くなると恋しくなる鍋ものに
味噌汁やすまし汁に数滴
焼酎にぎゅっとひと絞り（←ええ、これがイチオシ）

酸味もマイルドでまろやか。
夏に冷たいドリンクとしていただくのも乙ですが
これからの寒い季節の料理にもピッタリ。

そんなへべすですが、生産量が少ないために、
ほとんど地元だけで消費してしまうそうです。
博多んぽん酢の生産数が限られてしまう理由の一つでもあります。

現地に行かないと知ることの出来ない貴重なデータや栽培の様子を見ることが出来て、
本当にありがたかったです。
機会を与えてくれた吉野父ちゃんはじめ、へべす関係者の方々には感謝です。

写真がいっぱいあったのですが、
全部事務所のほうにあるので明日UPします